貯蓄型保険

養老保険や個人年金保険など、保険商品を用いた資産運用もひとつの方法として人気です。こうした保険商品のことを「貯蓄型保険」といいます。積立型の商品であれば銀行預金のように貯蓄ができますし、万一のときには給付金が得られるといった点が貯蓄型保険の魅力です。

主な貯蓄型保険には、以下のようなタイプがあります。

保険・個人年金による資産運用

養老保険

養老保険の特徴は、まず死亡保障があることです。被保険者が死亡または高度障害になった場合には、保険金が給付されます。

もうひとつの特徴として、満期になると満期保険金が受け取れ、これが資産運用の手段となっています。

原則として満期まで続ければ元本割れするリスクはありませんが、特約の内容によって、また途中解約をすると元本割れリスクが生じます。

個人年金保険

公的年金とは別に、民間の保険会社が設ける年金です。

個人年金保険は、大きく3つのタイプに分けられます。死亡するまで一生涯年金が支払われる「終身年金」、受取期間が決まっており被保険者が死亡しても受取期間内であれば遺族が年金を受け取れる「確定年金」、受け取れる期間が決まっており死亡するまで受け取れる「有期年金」です。

学資保険

高校や大学などの学費や養育費を補てんする保険です。入学時には「祝い金」という保険金が支払われるほか、親に万が一のことがあった場合や子どもが病気・ケガをした場合にも給付金が支払われる商品もあります。

多くの商品が大学入学時(子どもが18歳になったとき)に満期を迎えるよう設定されており、満期保険金が支払われます。

終身保険

文字通り、保障期間が一生涯続く保険で、被保険者が死亡または高度障害になった場合には、保険金が給付されます。

契約期間を設定することもでき、学資保険のように子どもの成長にあわせたり、マイホームの購入にあわせたりしながら資産運用している方も多いようです。

貯蓄型保険のメリット・デメリット

メリット

支払った以上の保険金が受け取れることです。満期になれば利子をつけて返済してくれますし、保障のついている保険であれば万一のときには給付金も得られます。

このほか、保険会社の運用である程度の儲けが出たときには、配当金が還元されることもあります。

デメリット

途中解約すると元本割れするリスクがあります。途中解約時には解約返戻金を受け取れますが、これまで支払ってきた保険料よりも少ないのが通例です。

また、保険の利率は契約期間中ずっと変わりません。仮に金利が上がったとしても貯蓄型保険の利率は契約時と同じ。つまり、超低金利時代のいま契約しても資産はほとんど増えないのです。

満期まで契約すれば元本は保証されるローリスクな資産運用方法ではありますが、貯蓄型保険だけで資産運用していくのはあまりにローリターン。お金を増やすということも考えるならば、分散投資でミドルリスク・ミドルリターンの商品にも投資してみることも検討してはいかがでしょうか。

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