元本保証型の資産運用で賢くお金を増やす方法とは

個人向け国債

安心・安全性に優れていて元本保証型の資産運用を代表するものに、「個人向け国債」があります。国が元本・利息を保証してくれる点では預貯金と同じですが、利率がよいのが特長です。

元本保証の資産運用が魅力の国債

個人向け国債には、発行時点で投資結果がわかる固定金利型と、実勢金利に応じて半年ごとに金利を見直す変動金利型があります。

どちらも最低金利保証があって、金利情勢が悪化したとしても0.05%(年率)の金利は約束されること、国が発行するものなので国家が破綻しない限りは元本保証され債券が紙くずになる心配もないことなど、安心感という点ではこれ以上のものは無いでしょう。

国債の利率は?

実際にどのくらいの利率があるのか気になるところですが、平成29年に発表された個人向け利付国債の発行条件を読むと、固定金利型も変動金利型も、利率は年率0.05%(税引き後は約0.04%)です。

都市銀行の普通預金が年0.001%、定期預金でも年0.01%(平成29年5月現在)という超低金利時代の現状を考えると、銀行に寝かせておくよりずっと得なことがわかります。

満期まで持つ覚悟がないとメリットはない

元本保証のほか最低金利保証まである安心の国債ですが、デメリットがないわけではありません。固定金利型、変動金利型ともに一定の据え置き期間があって中途換金ができないのがその一つです。3年固定金利型では1年、5年固定金利型では2年、10年変動金利型では1年を経過しないと換金できない仕組みになっています。

また、据え置き期間後であっても満期前に換金してしまうと、直前の利子数回分相当を差し引かれるシステムになっています。例えば、変動金利型10年と固定金利型3年では直前2回分の各利子×0.8、固定金利型5年の場合は直前4回分の各利子×0.8が差し引かれることになりますから、元本割れしないとしても金利のうま味が消えてしまうことになります。

国債は満期まで持つ覚悟がないと、資産運用として魅力的なものにはならないのです。

ミドルリスクの資産運用も検討

国債は安全資産として運用するメリットはありますが、2017年現在の利率は0.05%。これより下がらないところまで低金利になっています(国債の下限は0.05%と決められています)。

100万円分を購入しても、年500円程度(税引き後は約398円)と、うまみは少なめです。

こうした状況で資産を増やしていくには、ミドルリスク・ミドルリターンの商品に投資するのも一手。最近では、少額ではじめられる不動産投資信託や株式投資なども登場しており、利回りが5%くらい期待できる商品もあります。

資産を増やすという意味では、こうした商品も検討してみてはいかがでしょうか。

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